こうして『1万人のエイサー踊り隊』は創られた

約25年続く那覇の一大イベント『1万人のエイサー踊り隊』の歴史を、写真とともに紹介します。

1.『1万人エイサーの踊り隊』開催に向けた準備

開催約1か月前に記者会見が開かれ、イベント開催を発表しました。イベント開催日まで国際通り商店街をはじめ、多くの人の協力を得て準備を重ねました。

2.イベント開幕直前

開幕前日にはストリートバスケットボール大会が開かれ数千人もの若者が技を競い合い、イベントムードを高めました。イベント直前には商店街を道ジュネーしながら演舞会場入りするという新しい入場スタイルも生まれ、イベントをより一層盛り上げました。道ジュネーとは沖縄の言葉で「練り行列」のことです。

3.開幕~閉幕

平成7年7月30日、第1回『1万人のエイサー踊り隊』が開催されました。約20団体の勇壮な演舞、3千人の老若男女による太鼓演舞、沖縄のバンドグループによるライブが披露され、訪れる人々を”奇跡の1マイル”から放たれる熱気で魅了しました。そしてこのイベント成功には数多くの地域ボランティアの支援と、商店街の祭り景気創出のための各店舗の創意工夫がありました。

現在では那覇を代表する夏の風物詩として認知度も高いですが、開催から25年経った今もたくさんの方の協力と多くの試行錯誤を積み重ね、イベントを継続しています。伝統芸能と地域の文化創造活動、そして沖縄経済の発展のためこれからも『1万人のエイサー踊り隊』を続けていきます。

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